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岡山城の「サグラダ・ファミリア計画」 リニューアルで入場者数は過去最多 岡山市長「今後もさまざまな仕掛けを」

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 2022年11月にリニューアルオープンした岡山城。岡山市の大森市長は「今後もさまざまな仕掛けをしていきたい」と話しました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「我々通称『岡山城のサグラダ・ファミリア計画』と呼んでいるんですけど、これを一過性に終わらすのではなく、日々新しいものを考えていく」

 岡山城は大規模改修を経て、2022年11月にリニューアルオープンしました。

 シンボルの天守閣の外壁は、別名「烏城」の呼び名にふさわしい姿として濃い黒色に塗り替えられ、全てのフロアの内装や展示物も一新されました。

 大森市長は今後の計画について「さまざまな仕掛けをしていきながらにぎわいをもたらしていきたい」と語りました。

 また岡山市は、リニューアル後1年間の経済波及効果が113億7000万円だったと発表しました。そのうち、交通費や宿泊費などを含む直接効果は70億2300万円でした。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「18億円かけて岡山城をリニューアルして良かったなと、岡山にも大きな経済的なプラスが生じたなと」

 また、リニューアル後1年間で岡山城に入場した人は47万2215人でした。1966年の調査以降、1年間の入場者数としては過去最多となりました。このうち約78%が県外や海外から訪れた人でした。

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