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地下鉄サリン事件から29年 大規模なテロを想定し消防と警察が救助訓練 岡山

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 大きな被害が出た「地下鉄サリン事件」から3月20日で29年となります。岡山市消防局と岡山県警は、大規模なテロを想定した救助訓練を行いました。

(通報の訓練)
「変なな黒いかばんと液体がまかれていて、回りにいっぱい人が倒れているんですけど」

 訓練には、消防隊員や警察官、大学生ら約150人が参加しました。病院や飲食店が入る5階建てのビルの中に不審な液体がまかれ、付近にいた約40人が体調不良を訴えている想定です。

 化学防護服を着てビルの中に入った消防隊員が、検知器を使って有毒物質を特定しました。

 救助では、まず治療の優先度を決めるトリアージをしたあと、倒れた人を外に運び出しました。そして、着ていた服を切り取るなどして汚染物質を取り除きました。

(岡山市西消防署 特別救助隊/鶴海正起 副隊長)
「われわれ消防隊が活動する際に、指示に従っていただくことにより、スムーズな活動、被害の拡大を防ぐことができますので、しっかりと指示にしたがっていただくことをお願いしたいと思います」

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