女子バレーボール・岡山シーガルズを長年支えてきた、宮下遥選手と川島亜依美キャプテンが引退会見に臨み、思いを語りました。
（岡山シーガルズ／宮下遥 選手）
「これからゆっくり自分が自分らしくいられるのは、どういう所なのかというのを探していきたいと思っている」
（岡山シーガルズ／川島亜依美 キャプテン）
「今終わって振り返ってみても、信じられないというか夢みたいな時間だった」
岡山シーガルズの宮下遥選手と川島亜依美選手が、岡山市のホテルで引退会見に臨みました。
宮下選手（29）は、15歳だった2009年に史上最年少でVリーグデビュー。日本代表としてリオオリンピックに出場し、シーガルズではV1リーグ女子歴代3位となる333試合に出場しました。
（岡山シーガルズ／宮下遥 選手）
「中学生の時に、トップリーグに挑戦したいと飛び込んできたこの世界で温かく迎えてくださり、すごく感謝している」
川島選手（34）は高校時代は無名でしたが、河本監督に見いだされてシーガルズに入団。2019年からはキャプテンを務めるなど、15シーズンにわたってチームを支えました。
（岡山シーガルズ／川島亜依美 キャプテン）
「バレーボールを一筋にシーガルズでできたことを、本当に幸せだったなと」
2人の最後の試合となった、5月6日の黒鷲旗全日本男女選抜大会でシーガルズは見事優勝！ Vリーグ、全日本選手権を含めた国内3大大会での優勝は、シーガルズにとって初めてでした。
シーガルズは来季、V1にかわる国内トップリーグ「SVリーグ」に参戦することが決まっています。
宮下選手、川島選手ともに今後については決まっていないということです。
（岡山シーガルズ／宮下遥 選手）
「シーガルズはつながりが一番のチームだと思っている。地域の皆さん、応援してくれるファンの皆さんとのつながりがあってこそだと思う。もっと愛されるチームになってほしい」
