パリオリンピックで岡山・香川ゆかりの選手が活躍しています。体操男子団体は2大会ぶりの金メダルを獲得! 岡山市出身、岡慎之助選手の地元も歓喜に沸きました。
(応援に来た人)
「しんちゃん(岡選手)が小学生の時に図書館の先生でした。とてもドキドキしています」
(親子で応援に来た人)
「私の妹の同級生」
「金メダルを取ってくれると思います」
岡選手の地元、岡山市南区の興除地区では地域の人たち約80人が集まり、テレビに向かって声援を送りました。
(記者リポート)
「日本が登場しました。岡選手が画面に映ると会場が沸いています」
チーム最年少、20歳の岡は4種目に出場。「ゆか」「つり輪」「平行棒」と安定した演技を見せます。
ライバルの中国が高得点を連発する中、日本は懸命に食らいつきます。
(記者リポート)
「午前3時に差し掛かるところ、最後の出番(鉄棒)にものすごい声援です。しんちゃんコールが出ました」
岡は最後の「鉄棒」でも自分の力を発揮し、逆転勝利に望みをつなぎます。その後、中国に大きなミス。
5種目の終了時点で3点以上あった得点差を跳ね返し、日本は逆転で金メダルを獲得しました。
(岡選手を応援する会 代表 [岡選手の母親の友人]/石井直美さん)
「奇跡、奇跡、奇跡が起こりました。でもこれが日本の実力です。やったー」
(応援に来た人は―)
「大きなけがをして、それを乗り越えてこのような栄冠を。(Q.興除魂を見せてくれました?)見せてくれたと思います」
「興除中学校の教員です。今の生徒にとってすごくいいお手本を示してくれました」
(小学生の岡選手を担任)
「彼ならやってくれると思ってました。かわいい子です。顔は昔のままです。仕草もかわいいです」
(岡山市出身/岡慎之助 選手 [20])
「(Q.どうですか?その金メダル)最高過ぎます。本当に。最後まで諦めずに皆につないでいったことがこういう結果につながった。苦しい、きついトレーニングを重ねてきて、耐えてきて良かったとすごく思いました」
今大会、岡山県勢でメダル第1号となった岡。日本時間の1日未明、予選を2位で通過した個人総合の決勝に臨みます。