讃岐うどんの輸出拡大を進めている香川県が、アメリカへの輸出に必要な資格取得に向けた講習会を開きました。
講習会は、アメリカに食品を輸出する時に求められる資格を取るためのもので、香川県内のうどんの製造業者ら9人が参加しました。
県はこれまでも輸出用の冷凍うどんの開発を支援するなど讃岐うどんの海外進出を進めてきました。
この講習会は、1年は日持ちする「乾麺」をアメリカ市場へ大量に輸出することを目的としています。
食品安全アドバイザーの村井京太さんは「日本とアメリカの食品の安全への感覚や文化の違いが与える影響は大きい」とした上で、衛生面での対策やアレルギーへの対処の仕方など食品安全計画の策定で重要なポイントを説明しました。
(製麺業者は―)
「それ(資格)がないと何もできない。土台にも立てないというのは分かっているので、もうこれはまた勉強して輸出につなげていけたらと思う」
「学んだあとの実践が必要だと考えていますので、それを今回のセミナーでしっかり学んでいきたい」