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「輪軸」巡る不正 ことでんも委託会社の「数値差し替え」を確認 運行に問題なし

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 全国の鉄道事業者で、車輪に車軸を取り付ける「輪軸」の組み立て作業の際のデータの改ざんが明らかになっています。高松市のことでんも、外部の委託先で「検査結果の数値の差し替え」が確認されたことを30日、明らかにしました。

 JR貨物のデータ改ざん問題を受けて、国土交通省が全国の鉄道事業者に緊急点検を指示。ことでんは「検査結果を確認した結果、問題はなかった」と24日に四国運輸局に報告していました。

 しかし、27日になって、車軸の取り付けを委託しているJR東日本のグループ会社「総合車両製作所」から、「組み立てた208本の車軸のうち54本で圧力が基準値の範囲外になっていたのに、範囲内に入るように検査記録の数値を差し替えていた」と報告を受けました。ことでんは、30日、四国運輸局に修正を報告しました。

  ことでんは定期検査で車両の安全性は確認されていて、運行に問題はないとしています。改ざんが判明した「総合車両製作所」に対しては、原因究明と再発防止の徹底を求めるとしています。

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