ニュース

【衆院選2024】香川は立憲・国民・自民の前職が議席守る 自民前職2人が比例復活

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 衆議院選挙の投開票が27日行われ、香川の3つの小選挙区では立憲、国民、自民の前職が前回に続いて議席を守り、1区と2区の自民党前職は比例復活当選しました。野党の代表や幹事長が改めて力を示しました。

 5人が争った香川1区。立憲民主党・前職の小川淳也さんが自民党・前職の平井卓也さんとの8回目の対決を制しました。小川さんは党の幹事長として香川に帰れない選挙戦でした。

(香川1区で当選/小川淳也さん[立憲・前])
「これほど寂しくて、これほど不安な選挙戦は初めてでした。皆さん一人一人が本人になり代わってやってくれていると報告をきのうもらって、ありがたいやらうれしいやら、そういう気持ちでいっぱいでした。全力をあげて務めにあたりたいと思っております」

 平井さんは前回に続いて小川さんに敗れましたが、比例復活での9選となりました。

(比例代表で復活当選/平井卓也さん[自民・前])
「政治が説明責任を果たしていなかったために、まさに政治に信頼が揺らいだと思います。そういう状況ではなかなか政策が皆さまに届かない、そのことが今回私が感じたことでございます」

 香川2区は国民民主党・前職で党代表の玉木雄一郎さんが危なげなく6回目の当選です。

(香川2区で当選/玉木雄一郎さん[国民・前])
「内外に大きな課題がある中で、政治がしっかりとそれに取り組んでいかなければいけない。しっかりと原点に立ち返って国民のための政治、国益にかなう政治をしっかりと果たしていきたい」

 自民党・前職の瀬戸隆一さんは比例復活で4回目の当選を決めました。

(比例代表で復活当選/瀬戸隆一さん[自民・前])
「自民党を変えていかなければならないという決心をしたところでもあります。真摯に誠実に仕事をやって皆さんにまたお返しをしたい」

 香川3区は自民党・前職の大野敬太郎さんが連続5選で議席を守りました。

(香川3区で当選/大野敬太郎さん[自民・前])
「私の心はただ一点、国民のために汗をかく、その一点につきる」

 香川県の確定投票率は52.94%で、前回2021年より3.15ポイント下がりました。戦後最低だった2014年の50.56%に次ぐ2番目の低さでした。

 こうした投票率の低さを受けて香川県の池田知事は―

(香川県/池田豊人 知事)
「政治への関心が下がっている。今後とも市町の方で色んな工夫をして色んな努力をして選挙に行きやすくなるような取り組みが進むように、県の選管も市町の選管と一緒になって考えていく」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース