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創業から300年以上…老舗温泉旅館で味わう「豪華フレンチ」 岡山・真庭市【ほっとマルシェ】

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 岡山・香川の注目グルメを紹介する「ほっとマルシェ」。23日は勤労感謝の日ですね。「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」ということなので今回は毎日頑張る人たちへの「ご褒美グルメ」です! 岡山から老舗旅館で味わえるご褒美グルメを紹介します。

 真庭市湯原温泉の「油屋」は1688年創業、300年以上の歴史を刻む温泉旅館です。そんな「和」の情緒漂う「油屋」のご褒美グルメがフレンチとイタリアンを融合したコース料理です。(ディナーコース 月替わり 1万1000円 ※要前日予約)

 アミューズに始まり、メインの魚や肉料理など全部で7品が味わえます。

(油屋/高橋裕亮 シェフ)
「自分が和食よりも元々洋食が好きだったていうのが大きいのと、この歴史ある(旅館の)中であえて、イタリアン、フレンチっていうものをやることによって、新しくお客様に来ていただくことを目指して始めました」

 油屋の16代目でシェフも務める高橋さんはなんと、フランス料理の巨匠「三國清三」氏の「オテル・ドゥ・ミクニ」で修業を積んだそうです。

 地元の豚肉を使った「リエット」や、ミントの香りがさわやかな「ゴボウのポタージュ」、野菜のマリネをトッピングした「ホタテのパフェ仕立て」など味はもちろん見た目の美しさにもこだわった料理が楽しめますよ。

(油屋/高橋裕亮 シェフ)
「備前焼とか有田焼とか、そういう食器も使いつつ、昆布だしとか、かつおだしっていった、和のだしも、取り入れながら、料理を組み立てていっています」

 メイン料理の魚は脂がのったサワラ。皮目はカリッと中はふわっと、程よい甘みと酸味が利いたバルサミコソースでいただきます。

 そして、肉汁がたっぷりの「鴨のむね肉のロティ」です。ユズコショウを加えたフォンドボーとグリーンマスタードのソースが肉のうまみを引き立てます。

 もちろん油屋では源泉かけ流しの露天風呂も日帰り入浴で楽しめます。

(油屋/高橋裕亮 シェフ)
「和の雰囲気の中で食べられる洋食っていうのを皆さん楽しみに来ていただけたらなと思います」

 老舗旅館の豪華なコース料理! ご褒美にいかがですか。

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