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SNS型ロマンス詐欺が急増 被害を防いだ銀行員に感謝状 香川

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 香川県ではSNSを使ったロマンス詐欺が2024年の同じ時期の倍に増えていて、県警はこれまでに少なくとも2億3900万円の被害を確認しています。その詐欺被害を未然に防いだ銀行員に警察などが感謝状を贈りました。

 感謝状を受け取ったのは百十四銀行綾南支店の大西陽子さんです。

 大西さんは2025年4月、50代の男性から依頼を受けた振込中止の手続きをしていた時、この男性の通帳に不特定多数の外国人名義の口座への振込があることに気づきました。

 男性から事情を聴いたところ、男性がお金の受取人の所在を知らないなど不審な点があったことから詐欺の可能性が高いとして警察に通報しました。

(百十四銀行綾南支店/大西陽子さん)
「もしかしたら振り込め詐欺の可能性があると考えて、受付の時には年齢など関係なくお客様には使い道など全て聞くようにしています。(今後も)コミュニケーションをとってこのお金大丈夫かな、と考えながらやっていきたいと思います」

 この支店では2年前に詐欺被害にあった顧客がいたため、意識を高めていたということです。

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