岡山県の企業の半数以上が「後継者不在」とされる中、岡山市で26日、事業承継のセミナーが開かれました。
企業の経営者や自治体関係者約20人が参加しました。
帝国データバンクの調査によりますと、岡山県の企業の後継者不在率は2024年12月時点で57.6％にのぼります。
こうした現状を踏まえて経営者らに事業承継への理解を深めてもらおうと、岡山市と総社市、真庭市が合同でセミナーを開きました。
セミナーでは2025年4月に会員制自習室の事業を譲渡した経営者が登壇し、「事業を拡大したり譲渡したりするには、経営者が直接関わらなくても事業が回る仕組みづくりが大切だ」などと語りました。
岡山市は市内の事業者を対象に事業承継に関する相談を随時受け付けています。
