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新設企業と廃業・倒産企業 ともに増加 新陳代謝進む 香川

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 東京商工リサーチが発表した全国新設法人動向によりますと、2023年に香川県で新しく設立された法人は745社でした。前年より38社増え、調査を始めた2011年以降、2番目に多くなりました。新型コロナの5類移行が起業マインドを刺激し、政府や金融機関などの起業支援も寄与したと見ています。

 業種別ではサービス業(325社)が全体の44%と最も多く、次いで建設業(119社)、小売業(77社)などとなっています。

 一方、2023年に休廃業・解散、倒産した法人はあわせて444社でした。前年より64社増え、2018年以来の高水準でした。コロナ禍関連の資金繰り支援が縮小され、企業の淘汰が進みました。

 法人全体に占める新設法人の割合を示す「新設法人率」が全国で最も高いのは沖縄県(8.58%)、次いで東京都(7.58%)、大阪府(6.32%)などで、香川県は3.34%で全国33番目です。

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