両備グループが新たな豪華クルーズ船の概要を発表しました。
(Rヨット[両備グループ]/松田敏之 CEO)
「この船に乗ること自体が旅の目的になる、あらゆる体験を準備したい」
両備グループが建造している豪華クルーズ船「SEFU」。全長117.3m、総トン数は約1万tで、客室数は60室を備える予定です。
クルーズは3泊から4泊が中心で、料金は1部屋2人利用で1泊当たり60万円程度を想定しています。
(Rヨット[両備グループ]/松田敏之 CEO)
「客室は全て海のつながりを感じられるようなデザイン。いちばん大きいスイートは波をモチーフとしてデザインされてます」
「船尾にございますインフィニティプール。海と水平線がひとつづきに見える」
「大事な食でございますけども、有名なラグジュアリーブランドが運営するイタリアンレストランで料理長を務めていたシェフを招くことができました」
両備グループは29日の会見で、「SEFU」の船の戸籍にあたる「船籍港」を玉野市の宇野港にしたことを発表しました。
(両備グループ/小嶋光信 CEO)
「玉野市の宇野港と瀬戸内海全体を育てていって世界の観光地にする」
(玉野市/柴田義朗 市長)
「宇野港のブランド、価値、玉野の価値も上がっていくと期待でき、我々もそれに向けてそれにふさわしい港にリニューアルをしていかないといけない」
両備グループなどによりますと、こうした旅客船の多くは税制上有利になる海外の港を船籍港とすることが多く、国内で登録するのは珍しいということです。
船は現在、ポルトガルの造船所で建造中で2028年の3月に就航する予定です。
宇野港は岡山県で唯一1万t級の旅客船が発着できる港ということもあり、玉野市はクルーズ船の誘致に力を入れています。
2026年の宇野港への寄港回数は2025年よりも6回多い、20回を見込んでいます。
玉野市の柴田市長は、「SEFUを契機に港周辺をグレードアップさせて宇野港を『目的地』にしてもらえる港にしたい」と話しています。