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香川県産ヒノキの根から採ったオイルの香り 睡眠時のデルタ波が増加 女性の自宅実験で 九州大と高松の住宅メーカーが発表

 九州大学大学院農学研究院の清水邦義准教授らと、住宅メーカーの旺建(高松市)の研究グループは28日、香川県産ヒノキの根から採ったエッセンシャルオイルを就寝前に吸入すると、女性の「睡眠の質」が改善する可能性が示されたと発表しました。
 研究成果は1日、「Journal of Wood Science」誌に掲載されました。

 研究グループは、35~60歳の女性12人に、香川県産ヒノキ根精油とスクワランをそれぞれ2週間ずつ自宅で使用してもらいました。紙コップにオイルを3滴(約0.06g)垂らして10秒間吸入した後、コップを鼻から30cm離れた位置に置いて就寝しました。
 睡眠中、ヘッドバンド型の脳波計とスマートウォッチで測定したところ、ヒノキ根精油を使用して7日目に、睡眠直後に低周波数のデルタ波が増加し、深い睡眠が誘導されたことを示唆しました。また、13日目には睡眠途中に覚醒する頻度が、スクワランに比べ約29%減少したということです。

 研究グループは、日常生活の環境下で睡眠の質を改善する可能性が示されたことから、今後、香りの強度などを最適化し安全で有効な睡眠支援手法を確立し、香川県産ヒノキの根の高付加価値化を目指したいとしています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
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