伝統的工芸品を振興してきた個人などに贈られる「伝統的工芸品産業功労者」に、岡山県から3人が選ばれました。
「伝統的工芸品産業功労者」は、伝統的工芸品を生活に浸透させて産業に携わる人々の意欲を上げようと経済産業省などが毎年発表しているものです。今年は経済産業大臣から全国の44人が、中国経済産業局長から4人が表彰されます。
岡山県からは、伝統的工芸品・備前焼の普及などに尽力した山本竜一さんと松井浩之さん、大森宏明さんが選出されました。
経済産業大臣表彰を受賞した協同組合岡山県備前焼陶友会の山本竜一理事は、「備前焼まつり」の県内外におけるPR活動や、弟子の育成や陶工への技術指導を通じて備前焼の技術継承に貢献したことなどが評価されました。
経済産業大臣表彰の表彰式は、2026年11月6日に神奈川県小田原市で行われます。
中国経済産業局長表彰を受ける協同組合岡山県備前焼陶友会の松井浩之理事は、組合内委員会のSNSアカウントの立ち上げを通じて備前焼の新たな魅力を発信したことや、定期的な作陶展で備前焼を他地域に普及・展開したことなどが評価されました。
また、伝統工芸士の大森宏明さんは、新しい感覚を取り入れ、使いやすさを重視した作品を作ってきたことや、金沢市での九谷焼作家との四人展などで他の産地との交流を行ったことで備前焼の普及に貢献したと評価されました。