国内最大級のデジタル技術の展示会「CEATEC(シーテック)」が千葉の幕張メッセで13日に開幕し、国内外から800を超える企業や団体が参加しました。
このうち、JR西日本は、生成AIとカメラ、センサーを組み合わせて、弁当の製造過程で欠落など異常を知らせるシステムを紹介しました。担当者は、「技術としては生成AIというのはあったが現場でどのように使うかというのが難しかった。それを必要な場面に応じてカメラやセンサーを使い、一気通貫して実現できるようになった」と説明していました。
また、経済産業省のIT政策実施機関である「情報処理推進機構」(IPA)のブースでは、特別企画「テクノロジー右脳×左脳対談」として、慶應義塾大学名誉教授の國領二郎さんと音楽家の渋谷慶一郎さんが登壇。研究者と音楽家、それぞれの立場から、AI・テクノロジー時代の「人間の在り方」などについて意見を交わしました。
國領さんが「AIの登場により『人間の本質は何か』を問い直す時代が来た」と危機感をあらわにすると、渋谷さんは、「シンギュラリティは、数年早く来ている。その時代で人間がどうするかと考える事そのものの有効性を疑うべきではないか」と、白熱した議論を繰り広げていました。
また齊藤裕理事長は「かつてツールだったデジタルが、AIの登場により、社会生活のインフラになっている」と強調。その上で、IPAが「Beyond Digital」を指針にデータとデジタル技術の力でより良い暮らしを実現を目指すと語りました。
CEATECは16日まで幕張メッセで開かれています。