2人の死者が出た西大寺会陽の宝木争奪戦。主催する団体は20日、2027年について中止することを決めました。
500年以上の歴史があり、「はだか祭り」として知られる西大寺会陽。2026年2月、宝木争奪戦に参加した男性2人が死亡したことを受け、主催する西大寺会陽奉賛会は、2027年の開催について検討していました。
そして20日、奉賛会は役員会を開き、2027年の宝木争奪戦の中止を決定しました。
(西大寺会陽奉賛会/大森實 会長)
「お2人がお亡くなりになるというような事態になりまして、それを重く受け止めているのと、安全第一で執行することというのは非常に難しい。残念なことではありますけれども、そのようにみんなで判断しました」
2028年以降の会陽の在り方については奉賛会が外部有識者による検討委員会を設けていて、2026年12月をめどに提言がされる予定です。
そうした中、「提言がまとまっていない段階で万全な安全対策を取ることは難しい」ことなどが中止の理由だということです。
また奉賛会は、宝木争奪戦に先立って裸衆が境内を練り歩く「地押し」も中止することを決めました。
西大寺観音院によりますと、2027年、祭り自体は開催するということです。