ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミア半島を、ウクライナがアメリカから供与されたミサイルで攻撃し4人が死亡したほか、140人が負傷したとロシア当局が発表しました。
ロシア国防省などによりますと、アメリカがウクライナに供与したクラスター弾が搭載されたミサイル「ATACMS」4発をクリミア半島南部のセバストポリでロシアが迎撃しました。
残りの1発が空中で爆発し、ビーチなどにいた子ども2人を含む4人が死亡しました。
また、少なくとも140人以上が負傷したということです。
「ATACMS」は長距離の地対地ミサイルで、ウクライナ軍はこれまでにもクリミア半島の攻撃に使用していました。
一方で、ウクライナ東部ハルキウではロシア軍の攻撃で1人が死亡し、10人が負傷したということです。