1945年7月4日未明、アメリカ軍の空襲で高松市中心部の約8割が焼け、1359人が亡くなりました。高松市平和記念館(高松市松島町)で開かれている「高松空襲展」には高松空襲に関する写真や絵などが展示されています。
当時18歳で空襲を経験した女性が描いた絵には、焼夷弾から逃げる人たちが発した言葉が書かれています。
また今年は、終戦前にグラマン戦闘機が陸軍林飛行場を襲撃した様子を説明するコーナーも設けられています。
高松市平和記念館職員の中條輝宗さんは「今の尊い平和がずっと続いてほしいということを、来館した人に持ち続けてほしい」と話しています。
「高松空襲展」は7月7日まで開かれています。