太陽の表面が爆発する「太陽フレア」と呼ばれる現象が発生した影響で、イギリスでは各地でオーロラが観測されました。
イギリス時間11日午前0時半ごろ、ANNの記者がロンドン市内で撮影した低緯度オーロラとみられる赤い光です。
イギリスの気象当局によりますと、10日から11日にかけてイギリス各地でオーロラが観測されました。
太陽の表面で爆発が起こる現象「太陽フレア」によって大規模な「コロナガス」が放出され、地球に到達した影響とみられます。
ロンドンで低緯度オーロラが見られるのは珍しいですが、同じく太陽フレアが発生した5月にも、ロンドンでオーロラが観測されました。
日本の情報通信研究機構は、太陽フレアの影響で人工衛星の障害やGPSの誤差拡大などが生じる恐れがあるとして注意を呼び掛けています。