さぬき市は10日、民間企業が持っているノウハウやアイデアを行政に取り入れようと「官民連携ワンストップ窓口」を設置しました。
民間からの相談・提案・アイデアを直接聞き、担当部署との調整をスピーディーにして事業につなげるのが狙いで、窓口を市のプロジェクト推進室内に設け、3人の職員が応対します。
来庁による相談だけでなく、相談フォームを設けたサイトを開設して受け付けます。
相談や提案の内容は、遊休施設の活用やネーミングライツ、地域活性化に関する連携、行政サービスに民間技術を活用するための実証実験、公共施設での体験教室など、さまざまなジャンルを想定しています。
さぬき市は2023年4月、市内外の若手による地域未来づくり会議を立ち上げており、メンバーからの提案で今回のワンストップ窓口を設置することにしました。
さぬき市プロジェクト推進室では「企業からの提案はこれまで各部課で対応していたが、ワンストップな対応を行い、具体的な取り組みにつなげていきたい」と話しています。