レバノンの首都ベイルートにイスラエル軍の攻撃があり、22人が死亡、117人がけがをしました。イランが支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を狙った攻撃だとみられます。
ロイター通信などによりますと、10日、ベイルート中心部のアパートや商店などが密集する住宅街の2カ所にイスラエル軍の攻撃がありました。
レバノンの保健省によりますと、少なくとも22人が死亡し、117人がけがをしました。
死者には子ども3人が含まれるという情報もあります。
ロイター通信は、ヒズボラの幹部を狙った攻撃だったが、この幹部は無事だったと伝えています。
これまで、イスラエル軍はベイルート南部郊外のヒズボラ本部などに繰り返し攻撃をしていますが、ベイルート中心部への攻撃は異例です。