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“琉球国王の墓”また不審者…目的は?“落書き”された壁さらに被害

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■“琉球国王の墓”また不審者 目的は?

 国の史跡、王の墓にまた不審な人物の姿。カメラに映っていた、その目的は。

 6日深夜1時すぎ、まずフードを被った怪しい2人が暗闇のなか、現われました。

 琉球王国・国王の墓がある神聖な場所。先週、スプレーのようなもので落書きがあり、立ち入りが禁止されていました。     浦添市 教育委員会 銘苅健教育長 「封鎖していたのに、それを取り壊し中に入ったということで、本当にもう怒り心頭ですね」

 先週の落書きは白昼堂々行われていましたが、今回は真夜中に侵入しています。 

銘苅健教育長 「おそらく描いた人が自分たちの痕(落書き)を消すということで来たのかなと推察します」

 映像には明かりも付けず、2人が何かゴソゴソやっている様子が映っています。そんななか、さらにもう1人、柵をくぐって侵入しています。

 翌日、その怪しい行動の謎が判明。

 前回、落書きされたところが無残に削られていました。

銘苅健教育長 「文化財が削られたという予想もしなかったことが二重のショックというか、本当に落胆しているところ」

 警察は文化財保護法違反の疑いで、落書きとの関連も含めて捜査しています。

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