発熱や乾いたせきが続くなどの症状が出るマイコプラズマ肺炎の患者数が7週連続で増加し、3週連続で過去最多を更新しました。
国立感染症研究所によりますと、今月13日までの1週間に全国約500カ所の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は7週連続で増加し、1医療機関あたり「1.95人」でした。
1999年に統計を開始してから最も多く、3週連続で過去最多を更新しました。
マイコプラズマ肺炎は発熱や倦怠(けんたい)感、長引くせきなどが主な症状で、重症化するケースもあります。
厚生労働省は手洗いなどの基本的な感染対策やせきの症状がある場合にはマスクの着用を呼び掛けています。