皆、同じ方向を見るペンギン。視線の先にあったのは。
■ペンギン“みんな見る”視線の先は?
水族館を散歩中のペンギンがあるものに釘付けに。熱い視線を送る、その先には一体…。
三重県伊勢市の水族館でペンギンを散歩させた時のことでした。彼らが一心に見つめるのは小さな赤い魚が泳ぐ水槽です。餌(えさ)だと思っているのでしょうか。
伊勢シーパラダイス ペンギン担当飼育員 門倉美波さん 「動くものを追い掛ける習性がある。ライトや魚の鱗の色に反応して追い掛けていた」
餌である魚の鱗が光ることもあり、キラキラした目立つものに目がいくようです。
新潟県の水族館では舞い込んできたチョウに興味津々。それが次第に仲間に伝播(でんぱ)していきます。
伊勢シーパラダイス ペンギン担当飼育員 門倉美波さん 「当館のペンギンたちも外を散歩する時は秋のトンボを追い掛けていた」
ちなみに、野生ではどうでしょう。
巨大な船の到着に…。
また、人間が調査していると…。
好奇心旺盛なペンギンたち。逆に関心を示さない対象はあるのでしょうか。
伊勢シーパラダイス ペンギン担当飼育員 門倉美波さん 「魚以外のカワウソやアザラシ、セイウチには興味を示していない。キラキラしていないので関心ないと思います」