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スピード違反と野焼きで火災 美作市長が自らの給料減額を提案も…市議会は「現時点では判断できない」として否決 岡山

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 岡山県美作市の萩原誠司市長が、スピード違反と野焼きで火災を起こしたことを理由に自らの給料を減額する条例案を提案しました。市議会は「現時点では判断できない」などとして否決しました。

(美作市/萩原誠司 市長)
「反省が自分の心の中だけでは足りないということから給与の自主返納をしたい」

 24日に開かれた美作市の臨時市議会で、萩原市長が自らの給料を6カ月間、2割カットする条例案を提案しました。

 市によりますと、萩原市長は9月21日、自家用車を運転中に兵庫県の中国自動車道下り線でスピード違反をしたとして兵庫県警に呼び出されました。

 10月21日に出頭し、法定速度を43キロ超える時速123キロで走行したとする違反内容を認めました。

 さらに10月14日、自宅近くの畑で刈った草を野焼きした際、火が燃え広がり自身が所有している畑など約390平方メートルが焼けました。

 市議からは、「スピード違反の刑事処分が確定していない中では判断が難しい」「スピード違反と野焼きは個別に処分を考えるべき」などとして今後、改めて条例案を提案すべきだという意見が出ました。

 条例案は反対多数で否決されました。

(美作市/萩原誠司 市長)
「大変私としては市民の方々含めてご迷惑掛けたことに対してお詫びの気持ちがいっぱいであり、それを(給料の)減額で表現をしたいという気持ちは議会が否決したといえ変わることはない」

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