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ガザ北部 ポリオワクチン接種延期 ユニセフが危機感

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 ガザ地区の戦闘激化で、予定していた子どもへのポリオワクチンの接種が延期となったことを受け、ユニセフの担当者がANNの取材に応じました。この状況が続けば、「周辺国にも影響が出る」と訴えています。

ユニセフ パレスチナ広報部長 クリックス氏 「母親たちが生後10カ月の赤ちゃんや5歳の子どもを連れてくることは期待できない」

 ガザ地区北部では23日から一時的な停戦を実施し、10歳未満の子どもたちに2回目のポリオワクチンを接種する予定でした。

 しかし、戦闘の激化で延期となりおよそ12万人が接種を受けられなくなっています。

ユニセフ パレスチナ広報部長 クリックス氏 「10日以内にポリオワクチンの2回目接種をしなければ、ガザ北部のすべての子どもたちがポリオから身を守ることができなくなる」

 ジョナサン氏は「ウイルスは国境も壁も関係なく広がる」としたうえで、「ガザ北部で接種が出来ずポリオが蔓延(まんえん)すれば、周辺国にも影響が出る」と危機感を示しました。

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