中国政府が、日本に対する15日間以内の短期ビザなし渡航制度の再開を検討していることが分かりました。
複数の関係者によりますと、中国政府は旅行会社などに日本に対する短期ビザなし渡航制度を今月中にも再開する可能性があると通知しました。
中国はコロナ前には日本からの短期のビザなし渡航を認めていましたが、コロナが感染拡大した2020年3月に停止し、まだ再開されていません。
コロナの収束以降、日本政府は再開を求めていましたが、中国側が認めない状況が続いています。
15日にペルーで行われた日中首脳会談では人的交流の拡大が合意されていて関係者は「首脳会談が再開のきっかけになるのでは」とも話しています。