ベラルーシで日本人男性が「スパイ容疑」で拘束されたと反体制派のメディアが報じました。日本大使館は事実関係を確認中だとしています。
ベラルーシの複数の反体制メディアは3日、南東部ホメリ州で高速道路を撮影していた日本人男性を1日にベラルーシ当局が「スパイ容疑」で拘束したと報じました。
報道によりますと、男性はカリンコビチ・ザパドニエ駅のプラットフォーム近くで建設中の高速道路を撮影したとしています。
列車の運転士が撮影していることに気付き、警察に通報したとしています。
男性の名前や年齢などは明らかにされていません。
日本大使館は報道を受け、日本人が拘束されたかどうかも含めて事実を確認中だとしています。
ベラルーシでは50代の日本人男性が7月9日にスパイ容疑で拘束されています。
男性は鉄道や道路の撮影をしていたとされています。
男性は現在も拘留中で裁判は開かれていません。
ドイツメディアによりますと、ベラルーシでは今年、日本を含めウクライナやリトアニア、ポーランド、ドイツなどの少なくとも19人の外国人が拘束されています。