海上自衛隊の隊員が潜水手当を不正に受け取っていた問題で、防衛省は新たに86人の隊員を処分したと発表しました。
潜水手当の不正受給を巡っては、今年7月に潜水訓練の実績を偽って不正に手当を受け取ったなどとして、幹部を含めて74人が免職などの処分を受けていました。
その後の調査の結果、新たに8人の隊員が不正に受給していました。
このうち2人は免職、6人は停職の処分となりました。
また、これとは別に事務手続きの誤りで手当の過払いを発生させたとして、幹部を含む78人の隊員が停職などの処分となりました。
防衛省は「国民の信頼を損なうもので誠に申し訳なく思っている。再発防止を徹底する」としています。