高松市が1人分の給食費を、同じ保護者から二重に徴収していたことが分かりました。
給食費を市が直接徴収する方式に移行した2023年度、職員がシステムの入力を誤り同じ保護者の口座番号を2回入力したためだということです。このため、2023年度5月末から2024年11月末の納付分のうち9回分の給食費、合計4万3904円を、二重に徴収していました。
12月上旬、この保護者から「2回引き落とされていると思う」と市に連絡があり、発覚しました。
市は過剰に徴収した分を還付しました。
一方で、別の保護者1名の口座登録ができていなかったことが分かり、改めて納付をお願いしたということです。
高松市は給食費の全口座データ約4万件をチェックし、他に入力ミスはなかったとしています。
今後は、データで照合するなどし再発防止に努めるとしています。