ニューヨーク・タイムズが「今年行くべき世界の52カ所」を発表しました。
■世界が認めた「富山の魅力」
大阪市とともに選ばれたのが北陸の富山市。
市民 「意外。富山ってわりと地味だから『えっ』と思った」
なぜ、世界が富山市に注目しているのでしょうか。街を取材すると、その魅力が見えてきました。
市民 「どうして選ばれたか、こっちが聞きたい」
富山市民は驚いていました。ニューヨーク・タイムズが発表した「今年行くべき世界の52カ所」でおととしの盛岡市、去年の山口市に続いて富山市が選ばれたからです。
評価ポイントは「混雑を避けながら文化的な感動とグルメを楽しめる場所」であること。町の中心部に行くと、富山城が見えるメイン通りは人で混雑している様子は全くありません。
そんな富山で見逃せないのが…。
店員 「お待たせしました。本日の5種盛りです」
白エビにアジ、寒ブリといったおすし。「天然のいけす」の富山湾で取れた新鮮な海の幸は世界中の人をうならせること間違いなし。
廻る富山湾 すし玉富山駅店 田村祥樹さん 「今、富山が魚やすしを推しているのでおいしい魚を外国の人にも食べてもらえたら」 さらに、訪れた人々の心を奪うのが市内からも望める雄大な立山連峰。
富山市民 「立山の光景はいつ見ても感動する」
また、ニューヨーク・タイムズは隈研吾氏が設計を手掛けた「富山市ガラス美術館」を絶賛。
ニューヨーク・タイムズ 「木と光のそびえたつ大聖堂だ」
富山市民 「世界からも富山を見てもらえるのはうれしいことだし、どんどん富山をアピールしてもらえたら」