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ヒトメタニューモウイルス アジアで拡大 警戒強まる

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 中国で拡大している呼吸器感染症。周辺諸国でも警戒が強まっています。

■アジアで拡大 警戒強まる

WHO(世界保健機関) ハリス報道官 「関心が高まっているのは特に中国での呼吸器系疾患を引き起こすウイルス。中でもヒトメタニューモウイルスの広まりです」

 「ヒトメタニューモウイルス感染症」。発熱やせきなどの症状があり、中国で去年11月から14歳以下の子どもを中心に拡大。

 感染は中国以外でもインドやマレーシア、インドネシアなどで感染が広がっています。

中国外務省 郭嘉昆副報道局長 「(Q.WHOによると、急性呼吸器感染症の全体的な規模が悪化しているとのこと。中国は今、安全な状況?)中国政府は一貫して、法に基づいて適時かつ透明に感染症の情報を公開しています」

 インド政府は…。

インド政府 保健・家族福祉省大臣 「ヒトメタニューモウイルスは2001年に発見されていたもので新しいものではありません。懸念を持つ必要はありません」

 不安はないとしつつも、注意深く状況を監視するとしています。

 中国は今月28日から延べ90億人が移動するとされる春節休みに。感染拡大が懸念されます。

東邦大学 小林教授 「非常に感染が広がりやすい状況になるので。このウイルスはアルコール消毒が有効。手指衛生、手洗いをきちんとしていく」

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