アメリカで鳥インフルエンザに感染した患者が初めて死亡したことが明らかになりました。
アメリカ南部、ルイジアナ州の保健当局は鳥インフルエンザウイルスの「H5N1型」に感染し重症化していた患者が死亡したと発表しました。
患者は65歳以上で基礎疾患があり、自宅の庭で飼っていたニワトリや野鳥と接触して感染したとみられています。
保健当局は、人から人への感染は確認されておらず、一般の人に対してのリスクは低いとしたうえで、感染が疑われる鳥との接触には十分注意するよう呼び掛けています。
アメリカでは60人余りが鳥インフルエンザに感染していて、カリフォルニア州で「非常事態宣言」が発令されるなど、警戒が強まっています。