北海道函館市恵山岬沿岸で座礁したタンカーを沖合に引き出す作業が行われました。事故について海上保安部は、業務上過失往来危険の疑いで捜査しています。
6日、函館市の恵山岬沿岸で座礁したタンカー「さんわ丸」は12日、燃料を抜くなどし重量を軽くしたうえで沖合に引き出されました。
13日朝にも函館港にえい航される予定です。
関係者によりますと、乗組員が「曲がるポイントを間違えた」と話しているということです。
函館海上保安部は、人為的なミスによる事故の可能性も含め、業務上過失往来危険の疑いで調べを進めています。