年末を迎え、帰省ラッシュで空港などは混雑しています。また、都心では今シーズン初めての冬日となるなど各地で冷え込むなか、お正月に向けた準備も進められています。
■都心は今季初の“冬日”
28日午前7時20分ごろ、富士の山頂に朝日が姿を現しました。辺りは黄金色の光に包まれます。初日の出も多くの人でにぎわいそうです。
東京は厳しい冷え込みの朝を迎えます。都心でも朝の最低気温は0℃を下回り、今シーズン初めての冬日です。
ただ、日中は気温がぐんぐん上昇。朝との12℃の寒暖差に、戸惑いの声も…。
70代女性 「寒いなら寒い、暑いなら暑いにしてほしい。ちょっとおかしい気候。体調が悪くなる」
■帰省ラッシュに“正月”準備…
最大で9連休の年末年始。ふるさとへ、そして行楽地へ、人の動きが本格化しています。
成田空港の国際線は、28日だけで5万4100人が出国。関西空港ともに混雑のピークとなっています。皆さん、どこで過ごすのでしょうか。
グアムに行く人 「グアム。これで2回目」
エジプトなどに行く人 「(年越しに)ナイル川で花火がある」
アメリカに行く人 「ロサンゼルス。ディズニー、ユニバ、グランドキャニオン」
台湾に行く人 「小籠包を食べにいく。レッツゴー!」
新幹線は27日に引き続き、下りで混雑。
大分に帰省する人 「大分に行って、じぃじと遊ぶのが楽しみ。回るそうめんをばぁばが作ってくれる」
下りのピークは30日で、およそ15万8000席が予約されています。
帰省した人らで盛り上がっていたのが、和歌山の黒潮市場。一日に10本以上の本マグロを解体し、さばきたてをその場で販売。お正月の魚を求める人でにぎわいました。
大阪から来た人 「ブリとマグロを買いました。ここの魚おいしいので、年末年始のぜいたくに買った」