丸亀市の資料館で開かれている「刀」の展示会に、いま多くの若い女性たちが詰めかけています。その理由とは…
平日の6月4日、待ち時間は最大で40分!その先に展示されているのは、長さ60センチほどの日本刀。
なぜこの刀がこれほど人気なのかと言うと、刀をイケメン男子に擬人化する人気オンラインゲーム「刀剣乱舞」のキャラクター、「にっかり青江」のモデルとなった刀なんです。
丸亀市立資料館で開かれている「ニッカリ青江」公開プレミアムウィークには、県外からも含め多くの人が訪れています。
日本刀「ニッカリ青江」は、江戸時代初期に豊臣家から丸亀藩京極家に伝わった脇差です。元々は長さが77センチほどありましたが、後に短くすり上げられて今の長さとなりました。
会場にはキャラクターの等身大パネルも設置され、来場者たちが熱心に写真に収めていました。
(来場者はー) 「長崎から来ました。(Q.本物はどう?)胸の…心臓が今にも止まりそうにドキドキしています、今も」 「神戸から。ゲームから入っているんですけど、実際に見ると素人目でもかっこいいな、きれいだなと思いますね」
この展示会は6月9日まで開かれていて、観覧料の一部は丸亀城の石垣の修復費に充てられます。