来週にも始まる見通しの新型コロナウイルスワクチンの先行接種に向けて、香川県善通寺市の医療機関で準備が進んでいます。
善通寺市の国立病院機構「四国こどもとおとなの医療センター」は、香川県で唯一、新型コロナワクチンの医療従事者への先行接種の対象施設になっています。
2月4日にワクチンを保管する冷凍庫が届きました。マイナス80度に設定していて、2万1450回分のワクチンを保管することができます。
医療センターでは、医師や看護師ら約370人が先行接種を受けることを希望しています。厚生労働省がワクチンを承認し、届き次第、接種を始めたいとしています。
(四国こどもとおとなの医療センター/横田一郎 院長)
「私たち先行接種をする者たちが自身の健康観察をすることによって、ワクチンの安全性に関して信頼できるデータを皆さまにお届けできるのではないかと思っています」