香川県善通寺市の尽誠学園高校で、卒業式が行われました。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、例年より1カ月早い卒業式です。
式には、卒業生約240人が出席しました。
白井良尚校長が代表の生徒に卒業証書を手渡した後、卒業生を代表して北川千夏さんが答辞を述べました。
(尽誠学園高校3年/北川千夏さん)
「3年間私たちをそばで見守り、指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。また、卒業まで私たちを支えてくれた家族には本当に感謝しています」
尽誠学園高校は例年2月を家庭学習とし、3月に卒業式を行っています。
ただ、家庭学習の期間に受験などで県内外へ3年生が移動することが予想されるため、新型コロナ感染拡大を防ぐため1カ月近く卒業式を早めました。
他にも保護者の出席は生徒1人につき1人までに制限し、来られなかった保護者などに向けて、ライブ配信を行いました。
香川県内の多くの高校は、例年通り3月に卒業式を行う予定です。