岡山県の緊急事態宣言が13日からまん延防止等重点措置に移行することを受け、岡山県は17市町を重点措置の対象に決めました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「お酒の提供については措置区域内では終日自粛、その他の区域では(提供は)午後7時までの自粛を求めることとします」
まん延防止等重点措置の対象となるのは、岡山市、倉敷市など17の市と町です。飲食店などに午後8時までの時短営業と酒類提供の終日自粛を要請します。
対象ではない10市町村でも、飲食店などに午後8時までの時短営業を要請しますが、酒類の提供は午前11時から午後7時までできるよう緩和します。
岡山後楽園などの県の施設は9月末までの休園や休館の措置が継続されます。
まん延防止等重点措置は9月13日から30日までです。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「(まん延防止等重点措置の対象は)かなり広い範囲を設定させていただきました。陽性者数の人口比率は基礎的な数字として重視をしました」
飲食店などの反応は
まん延防止等重点措置の対象となり、引き続き酒類の提供自粛となる岡山市中心部では。
(てっぱん家 青山/前田有紀 店長代理)
「緊急事態宣言の時と何が変わるのっていう。だったら緊急事態宣言のままでよかったんじゃないかと思う」
飲食店への要請内容は緊急事態宣言と同じですが、要請に応じた店舗への協力金は1日4万円以上から1日3万円以上に変わります。
(てっぱん家 青山/前田有紀 店長代理)
「どうなっていくかは分からないんですけど、不安でいっぱいです」
長引く感染拡大で漁業関係者も打撃を受けています。
(漁師/大室伴生さん)
「(飲食)店が閉まっているから高級魚が安い。来年も厳しいかもしれんな。魚料理を出すお店が早くオープンして営業できるようになったらなあ」
まん延防止等重点措置の対象とならない瀬戸内市。
(キッチンかいぞく/中山徹 オーナー)
「牛窓なんかは観光地なので、(緊急事態宣言延長の)広島・兵庫・関西、まだまだ影響があると思います」
緊急事態宣言が出てからは店を閉め、土日にえびめしなどのテイクアウト営業をしています。
(キッチンかいぞく/中山徹 オーナー)
「(感染者が)少人数になってくるとお客さんの出方も違ってくると思うけど、まだまだ大変だと思う」