岡山県赤磐市の小学生が25日、モモの袋掛けを体験し、地元の特産品について理解を深めました。
赤磐市の特産品であるモモの袋掛けを体験したのは、山陽小学校の3年生、約60人です。
子どもたちは、袋掛け作業によってモモを虫や鳥から守るだけでなく、日光をさえぎることで美しい白色に育つことを学びました。また、地元の若手農家がユーモアを交えながら、袋掛けのポイントを指導しました。
(袋掛けのレクチャーの様子)
「ズボンはくみたいな感じやな。おしり(モモ)見えるやろ? だから隠れるようにぐっとズボンをあげて、最後はズボンをずれないように針金でくりっと。これでずれない」
今回使った袋は地元に工場のある企業が開発に携わったもので、赤外線を反射し、夏の暑さからモモを保護するということです。
(体験した子どもは―)
「ちょっと難しかったけど楽しかった。(Q.食べるの楽しみ?)うん。モモ大好きだもん」
「おいしくてみんなに人気者のモモになってほしいです」
子どもたちが袋掛けしたモモは極早生の「はなよめ」で、6月中旬が食べ頃だということです。