JR四国とJR西日本が国鉄時代の2種類の車両を特別に使い、高松駅と津山駅の間を往復する日帰りツアーを企画しました。車両の乗り換え地点となったJR岡山駅には多くの鉄道ファンが訪れました。
岡山駅のホームに入ってきたのは、国鉄時代の1986年にJR四国管内で導入された「キハ185系」です。国鉄時代から続く緑とシルバーの車体が岡山駅に乗り入れるのはこれが初めてです。
珍しい瞬間を写真に収めようとホームでは多くの鉄道ファンがカメラを構えていました。
(鉄道ファンは―)
「国鉄時代の最後の方に作られた車両らしさがある。そこが素晴らしい」
「もともと関東なんで、関東からたまたま用事があって、たまたま撮れたみたいな感じ。ラッキーでした」
このツアーは、特急しおかぜ・南風の運行開始50周年を記念したキャンペーンと岡山デスティネーションキャンペーンのコラボレーション企画で、37人が参加しました。
参加者は、高松駅から岡山駅まで「キハ185系」に乗り、岡山駅からはこちらも国鉄時代から使われている車両の「キハ47形ノスタルジー」に乗り換え、津山駅までの鉄道旅を楽しみました。