岡山県浅口市の高校生が、岡山産の食材を使ったカレーを開発し、岡山市の店舗で期間限定で販売しています。
食欲をかき立てるスパイシーな香り。厨房に立つのは、おかやま山陽高校 調理科「カレーチーム」の8人です。
校外実習の一環として岡山市北区問屋町でランチタイムにカレーを提供している「MARS LAB」とコラボしました。26日・27日の2日間限定で高校生が開発したカレーを販売します。
(おかやま山陽高校 調理科[3年]/矢吹妃茄盛さん)
「自分が作ったカレーが(お客さんの)手元に行くっていうのを間近で見られるので、すごくうれしくてやりがいを感じます」
岡山県産の素材にこだわり、井原市美星町の美星牛の肉などを使っています。店頭では「MARS LAB」のカレーとのコラボメニューなど3種類を楽しめます。
(在間隆真リポート)
「スパイスの香りとお肉のコクがマッチしています。想像よりも本格的なカレーです」
初日の26日はさっそく多くの客が訪れていました。
(来店客は―)
「ご飯にもあう。食欲が進む感じでおいしいです」
「ピリッとしてほどよい辛さでおいしいです。本当にクオリティが高いですね、すごいです高校生」
さらに、「MARS LAB」は飲食店として料理を提供しているだけでなく、食品加工場も併設しています。そこで、生徒は店内用だけでなく、レトルト用のカレーも作りました。新型コロナ禍でレトルト食品の需要が高まる中、その加工技術を学びます。
レトルトカレーは店頭のほか、おかやま山陽高校のホームページなどからも購入できます。