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V3女子・倉敷アブレイズが12月2,3日にホーム戦 Vサマーリーグでは東レアローズに勝利

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 岡山県倉敷市の女子バレーボールチームがVリーグに参入。12月2日と3日にホーム戦が行われます。

 倉敷市の水島地区に本拠地を構える女子バレーボールチームの「倉敷アブレイズ」。2019年に発足し、2022年、Vリーグ参入に必要なライセンスを取得。

 今シーズン新設されたV3への参戦が決まりました。

 監督の鈴木秀生さんは倉敷市で建設業を営んでいます。これまで地元の子どもたちを指導するなどバレーボールのレベルアップに取り組んできました。

(倉敷アブレイズ/鈴木秀生 監督)
「バレーボールを続けられるような受け皿を作りたいというところから始まりました。『バレーボールを続けたい』『まだまだ上の世界で頑張りたい』という子をメインとして集めたつもり」

(リベロ・リリーフサーバー/渡邉采音 選手)
「就職して、『レベルの高いところでバレーしたい』ってなった時に、高い目標を持ってやっている倉敷アブレイズを知って」

 チームに所属している17人の選手は、昼は全員が仕事をしています。

 例えば、チームのキャプテン・大島杏花選手は昼は保育園で働き、練習に参加するのは仕事が終わってからです。

 アブレイズは選手の希望を聞いた上で、チームが契約している企業などに派遣しています。

(セッター/大島杏花 主将)
「子どものパワーというか……結構大変だなと思う部分はたくさんあるんですけど、その分元気をもらえたりするので練習に向けて切り替えはうまくできていると思います」

(倉敷アブレイズ/鈴木秀生 監督)
「引退した後にセカンドキャリアを持つのは非常に大事なことだと考えています。スキルが、引退した後にでも地元に帰りましたって時に同じような仕事があるのであればいいかなと思いますので」

 結成から4年。2023年6月から7月にかけて行われた「V・サマーリーグ」ではトップリーグのV1で戦う、東レアローズにストレートで勝利。確かな力を見せました。

 倉敷アブレイズのホーム戦は、12月2日と3日に倉敷市の福田公園体育館で行われます。

 観戦は無料で、誰でも入ることができます。

(リベロ・リリーフサーバー/渡邉采音 選手)
「恩返しとして勝つことはもちろんですけど、私たちがプレーしている姿勢を見て、ちょっとでも元気になったり、応援してよかったって思ってもらえるように頑張りたい」

(セッター/大島杏花 主将)
「優勝目指していきたいと思います。私たちがやってきた持ち味をしっかり生かせれば達成できる目標だと思うので、それに向けてしっかり頑張りたい」

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