岡山市が整備を検討している新アリーナについてです。建設を早期に実現してほしいと、岡山県バスケットボール協会が市に要望しました。
一般社団法人岡山県バスケットボール協会の辻尚志会長らが、岡山市の大森雅夫市長に要望書を手渡しました。
岡山市は北区野田の市営住宅の跡地に、約145億円をかけて新しいアリーナを整備することを検討しています。
辻会長は「ジップアリーナ岡山にプロとアマチュアから利用希望が殺到していて、大会が開きにくくなっている」などとして、新アリーナの整備を早期に実現してほしいと要望しました。
(岡山県バスケットボール協会/辻尚志 会長)
「必要な会場が限られていて、(大会を)開きたいけど会場が取れない。もう1つ箱がほしい」
(岡山市/大森雅夫 市長)
「アマチュアの方がなかなかアリーナを使いにくくなっているという実態は以前から伺っていたが、きょう更に明白になった。このような実態を踏まえながら、我々として何をしないといけないか検討していきたい」
新アリーナの整備を巡っては、岡山市が岡山県に費用の一部を負担するよう求めていましたが、5月9日、県が計画に参加しない意向を示しました。
大森市長は、今後の方向性について5月中に決めるとしています。