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岡山市の新アリーナ建設問題 財政負担の求めに県は年内の回答見送り 市長「プラスのリアクションを待ちたい」

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 岡山市は、建設を検討している新アリーナの費用の一部を県に負担するよう求めています。県が12月中の回答を見送ったことを受け、大森雅夫市長は改めて県の参画を求めました。

 岡山市は、北区野田の市営住宅の跡地に145億円をかけて、バレーやバスケットボールの上位リーグの参入条件を満たす新しいアリーナの建設を検討しています。

 市が県に財政負担を求めていることに対して伊原木知事は「プロスポーツ支援の施設で県民全体への恩恵が不透明だ」などとして、現時点では回答できないとしています。

 大森市長は27日の会見で、「県単位で動いているプロスポーツの支援のためにも、県とともに実施すべきと考えている」としました。

 そして県がプロスポーツ界と経済界の要望を聞いた上で1月にも回答してほしいとしています。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「新アリーナの整備の必要性はご理解いただけると思っている。県のプラスのリアクションを待ちたい」

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