岡山市が整備を検討している新しいアリーナの基本計画の素案が、28日に開かれた岡山市議会の市民・産業委員会で示されました。
素案では、施設にバレーボールコート3面分で観客席5000席以上のメインアリーナと2面分のサブアリーナなどを整備するとしています。
施設本体の工事費は約118億円、周辺の道路整備などを含めた総事業費は約145億円の見込みとしています。
また岡山県内での経済波及効果については、20年間で約910億円と試算しています。
委員会では、委員から「幅広いアマチュア団体が利用できようにすること」や「市民の利用しやすい料金設定にすること」などの要望がありました。
また、岡山県との協議の進捗状況について質問がありました。
新アリーナを巡っては、市が県に財政負担などを求めていて、12月中に県に具体的な見解を示してほしいとしています。
岡山市は2023年度中の基本計画策定を目指しています。