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桜の名所・紫雲出山への道が落石で通行止めに 29日以降、安全確保ができ次第解除 香川

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 花見シーズンを前に、香川県三豊市にある桜の名所・紫雲出山の山頂へと続く道で落石が見つかり、26日から通行止めになっています。

(篠原茉那リポート)
「この先の落石による影響で、紫雲出山の入口から通行止めになっています。現在は、どのような復旧作業を行うか調整を進めています」

 26日午後1時ごろ、三豊市観光交流局の職員が山頂駐車場から約400m下の県道で石が落ちているのを見つけ、車両も徒歩も通行止めにしました。

 三豊市の荘内半島にある紫雲出山は、ニューヨーク・タイムズやフランスの「ル・フィガロ」の電子版でも紹介された桜の名所です。2023年の桜シーズンには国内外から約1万7000人が訪れ、2024年は約2万人を見込んでいました。

 混雑緩和のため、2021年からマイカーでの入山を予約制にしています。受付場所の大浜漁港には27日も山頂で桜や景色を見る予定だった人たちが訪れていました。(入山チケット購入者には返金対応)

(訪れた人は―)
「自転車も上がれんという話を聞いたので、いろいろな所で。ここで確認をとって、予約をし直そうかな思って。本当は車できょう来る予定だった。仕方ないですよね」

(景色を見に来た人は―)
「しょうがないですよね、自然災害なので、あきらめるしかないですよね。気持ち切り替えて、どこか今から違うところ行きます」

 西讃土木事務所によりますと、複数の石が落ちていて、大きいものは1mほどあるということです。連日の雨によって地盤がゆるみ、のり面の一部が崩落したとみられます。けが人はいませんでした。

(三豊市観光交流局/石井紫 チーフマネージャー)
「今から桜の時期を迎えるので、観光客の方や来訪される方も多いので、申し訳ないなという気持ちでいっぱい」

 28日までの通行止めは決まっていて、29日以降、安全確保ができ次第、解除する予定です。

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