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岡山・吉備中央町長が公選法に抵触か 懇親会費用の一部支払う 町長「一時的な立て替えだった」

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 岡山県吉備中央町の山本雅則町長が2023年に開かれた自身の後援会の懇親会で、費用の一部を支払っていたことが分かりました。公職選挙法では有権者への寄付行為を禁じていますが、山本町長は「一時的な費用の立て替えだった」と説明しています。

 吉備中央町の山本雅則町長によりますと2023年10月14日、自身の後援会の懇親会が倉敷市のホテルで開かれ、町民ら約30人が貸し切りバスを使って参加しました。

 飲食にかかった費用は1人あたり約7800円、バス代をあわせると約9600円でした。しかし、参加者の会費は1人3000円で、差額分は山本町長が支払ったということです。

 公職選挙法では選挙区内の人に飲食物などを提供することは寄付行為として禁止しています。

 山本町長はKSBの取材に対し、「一時的な立て替えで後援会の事務担当者からも『立て替え分は集めて町長へ渡す』と聞いていた」と話しています。

 吉備中央町では2023年10月に有害性が指摘される有機フッ素化合物が高い濃度で検出されていたことが発覚。山本町長はこの懇親会中に水道課の担当者から詳しい報告を受けたとしていて、「立て替え分の徴収のことを忘れるくらいバタバタしていた」と説明しています。

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