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肥土山地区の農村歌舞伎 国の無形文化財指定後、初の奉納 香川・土庄町

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 香川県土庄町に江戸時代から伝わり、2024年、国の重要無形民俗文化財に指定された肥土山地区の農村歌舞伎が3日、奉納されました。

 肥土山離宮八幡神社の境内にある「肥土山の舞台」です。

 出演した地元の大人や子どもたちは、約半年間練習を重ねてきました。4つの演目を演じ、地元住民や観光客ら約700人を魅了しました。

(出演した子どもは―)
「上手にできました」
「練習よりも最高の力を出し切ることができました」
「楽しかったし、めっちゃ緊張した」

(地域住民)
「孫が2人出てたんで、もううれしい」

 土庄町によりますと、肥土山農村歌舞伎は1686年かんがい用のため池の完成を祝って芝居をしたのがはじまりとされ、五穀豊穣を祈願して毎年5月3日に行われます。

 演目の間に、木箱に入った「割子弁当」を家族や親戚と一緒に食べるのも楽しみのひとつです。

 3月に、小豆島町中山地区の農村歌舞伎とともに「小豆島農村歌舞伎」として国の重要無形民俗文化財に指定されてから初めての舞台となりました。

(観客は―)
「すごい子どもさん頑張ってて、こういう文化がずっと続いていくのはいいことだなと思います」
「感動しました。ありがとうございました。また来年も来させてもらいます」

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