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香川にゆかりのある皇室の名品を 特別展の来場者1万人を達成 香川県立ミュージアム

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 香川にゆかりのある皇室の名品を集めた特別展が香川県高松市で開かれており、9日、入場者が1万人に達しました。

 香川県立ミュージアムでは、特別展「美が結ぶ 皇室と香川」が4月20日から行われています。

 開会から18日目の9日、来場者が1万人に達しました。

 1万人目となった高松市牟礼町の六車芳子さん(64)と夫の治さん(69)に、特別展の図録やポスターなど記念品が贈られました。

(1万人目の来場者/六車芳子さん)
「報道の方がたくさんいるなと思ったんですけど、知事さんとかが見えているのかなと思って。まさか私たちが対象だとは思っていませんでした」

 この特別展は、東京の皇居三の丸尚蔵館に収蔵されている香川ゆかりの作品など、64作品を展示しています。

 江戸時代の人気絵師伊藤若冲の「動植綵絵」は、金刀比羅宮の奥書院にある「百花の図」と同じ時代に制作されたもので、2つを並べて展示しています。

 伊藤若冲の作品がお目当てだった六車さん。実は、ゴールデンウィークの直前に一度訪れましたが、あまりの人の多さに諦めて帰ったそうです。

(1万人目の来場者/六車芳子さん)
「(伊藤若冲の作品から)色の厚みみたいなものをすごく感じることができて、きれいだなと思いました。絶対行かないと、と思っていましたのできょうでよかったです」

 県立ミュージアムの展示で来場者1万人を達成したのは、2023年春の空海生誕1250年を記念した特別展以来です。

 「美が結ぶ 皇室と香川」は5月26日までです。

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